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奇跡の杉って♪

いつもありがとうございます!!
自由に楽しく「自分らしい」家づくりを全力で応援をさせていただく、
太田市のデザイン注文住宅会社「かなう家」です♪

今日は、
今、建築中の大泉町のモデルハウスの寝室と
飯塚町でのリノベーションでの体感モデルハウスの
寝室等に使用する床材(モデルハウスには天井材にも)
のお話をしたいと思います♪

「杉」の学名っで
ご存じでしょうか?

私は、知ってビックリして
杉を愛おしくなりました!

それは、
「クリプトメリア・ジャポニカ」
訳すと、「隠れた日本の財産」ってこと。

杉の歴史と文化

杉は、今で言うと
「花粉症の原因」(笑)として、「悪」と見なされてしまう方が多いですが、
約200万年前ごろから日本列島に生育しており、
縄文時代から日本人には一番身近な樹木だったそうです。

針葉樹の杉は、日本列島の気候風土に適して、水を好んで成長が早く、真っ直ぐで使いやすいので、
最初は天然杉を和船や建築物に利用し、さらにいろんな生活道具にも使っていました。
杉皮も家の外囲いに使ったり。
それが戦後に、強化プラスチック(FRP)が出てきて和船には使われなくなり、
住宅建設にはあらかじめ都合の良いサイズに製材した安価な外材が輸入され、
山の斜面から切り出して運ばなくてはならない国産の杉は段々と使われなくなってきてしまいました。
でも、実は杉は地球上で日本にしか生育しない、世界に誇れる日本の固有種なんだそうです。

日本の歴史においても、
杉は重要な役割を果たしてきました。
古くから神聖な木とされ、神社や寺院の建築材として用いられ、
さらには薬用や食用としても活用されてきました。
神社のご神木でも、
杉が一番多いのではないでしょうか?

杉の木は、
自然災害や環境変化にも強く、長寿命であることから、古代から日本人に愛されてきたのでした!

杉の健康効果

杉の木から抽出されるフィトンチッドという物質が持つ抗菌作用やリラックス効果が上げられます。
杉の香りがストレスを軽減し、
心身の健康を促進することが科学的に証明されていますし、
杉材の家屋がアレルギーや喘息の予防に効果的であること、
そして、杉の木が持つ抗菌性が、住環境を改善し、健康を守る役割を果たすと言われています。

実は、日本人の礼節に多大なる影響を与えている・・・杉

日本人って、
世界中から「日本人らしい」みたいに動画で賞賛されているのを
見たこともあるのではないでしょうか?

例えば、
渋谷のスクランブル交差点で信号が青にあるまでピシッと待っていること、
スーパーの駐車場で誰も障害者用の駐車場を使わなかったり、
電車では、並んで、下りる人からだったり、
エスカレーターでは、皆、片方に寄っていたり、と。

これを、外国の方は、素晴らしいと感じるんですね♪

それにはどうやら日本人とホントわずかな国しかもっていない遺伝子、
ヤップ遺伝子という「親切遺伝子」が関係するらしいです。

このヤップ遺伝子、
実はある条件を満たすと後天的にも変化するそうです。

それが、「日本語」

黒人や白人の方でも、0歳~3歳までの間に
日本語をしゃべらせるとヤップ遺伝子が生まれてくるんですね。

そして、
セミや虫の鳴き声を、聞き分けられたり、
特に、鈴虫等の鳴き声を心地よく感じられたりするのも
ヤップ遺伝子のおかげ。

外国の方は、虫の声は、工事中の雑音と同じに聞こえるらしいですよ。

このヤップ遺伝子、
日本語を話さずに発芽させるもの、
じつはそれが、

「杉」なんです!

日本が第二次世界大戦で、敗戦国となる前は、
家づくりと言えば、
一棟一棟、杉をカンナで削っていく造り方。

全国でどこでも杉はあるので、
それを天然乾燥させて作ってました。

天然乾燥は、
1年や2年かけて水分を飛ばしていくやり方です。

それが「日本の隠れた財産」と言われる
「杉」の酵素が
ふんだんに含まれたカラダにいい空気を毎日吸って生きてきたんですね。

それで、日本人の礼節がドンドン上がっていたんですね!

それを、
ベニヤやボンドたっぷりの集成材や酵素がすべて流れ出てしまった
高温乾燥させた杉をどんどん誘導させられて、
日本の昔ながらの酵素がふんだんに空気中に溢れ出ていた家が
ほぼなくなってしまったんですね~。

これは、
いかに早く均一に建つか、というプレハブメーカーの大量生産のやり方が
どうしても主流になってしまったからとも言えます。

これは、頭が痛い問題ですが、
日本の呼吸する建物の良さを
誇りにすることよりも、
欧米からの工業製品を求め、
国内でも生産し供給するようになり、
ついに使用する建材のほとんどが
呼吸しない建材で建てた家になってしまいました。

これが、命、健康に良いかと言われると、
何とも言えません。。

建物が呼吸しないで、
人間だけが呼吸しているのですから。

生きたままの「杉」をつかった家に居ると、
「筋肉が緩む」という調査結果も出ています。

自然治癒力が発揮する一番の方法を医師の方に聞くと、
「筋肉が緩むこと」だそうです。

家に居ながら、自然治癒力が上がるって
最高じゃありませんか!!

その生きた「杉」は、
今の日本で手に入れることが出来るのは、
「愛工房」という低温木材乾燥機で乾燥させたものだけ
と言い切ってもいいのかも知れません。

日本の林業が衰退した大きな原因のひとつに「木材乾燥」

があります。

日本の人工林のうち44%は「杉」。
しかし、この日本でもっとも多く植えられている杉は非常に乾燥しにくい木として、
業界では使いものにならない“山の草”と揶揄されてきました。

この杉をうまく乾燥できるかどうかが、
日本の林業界の前に立ちはだかる大きな壁でした。

現在の木材乾燥の主流は、100℃を超える高温蒸気乾燥。

乾燥はするものの、
杉が本来持っている色、艶、粘り強度や芳香成分、防虫成分、
精油などの生命エキス
をすべて“嘔吐”してしまい、
残るのは強度も光沢も失った“死んだ木材”。
切ってみると中がスカスカ、ボロボロ。
木材として利用できないのは、素人の目でもすぐにわかります。

ところが、業界の“常識”だった100℃を「45℃」で、
しかも木を生かしたままで乾燥させた、漢がいらっしゃいます。

偉大なる発明のヒントは「魔法の温度」

その人の名は伊藤好則さん。

伊藤さんが、開発した木材乾燥機「愛工房」がある研究所は、
あの杉が今まで重宝されてきたヒノキを超える魅力をもった木材になった、という噂を聞いて
全国から勉強に視察にと後を絶たないようです。

「愛工房」の木材乾燥機は、
従来の高温乾燥法とは一線を画し、
低温で乾燥させることで木材の特性を最大限に活かす技術です。
この方法により、木材が持つ自然な特性を保持し、品質が向上すると言うのです。

低温乾燥により、
杉の持つフィトンチッド効果が損なわれないため、
抗菌作用やリラックス効果がそのまま維持されます。
これにより、乾燥後の杉材が健康に良い影響を与えることは、
言うまでもありません。

また、
「愛工房」の乾燥機で処理された杉材は、
割れや変形が少なく、強度が高まるため、
建築材や家具材としての品質が大幅に向上します。
この技術により、杉材の長期使用が可能となり、耐久性も増します。

伊藤さんが45℃にしたのは、
「木は板になっても生きている。
自然界に存在しない高温では、木がかわいそう」
だから。

そんな伊藤さんの「木の気持ちになる」思想がこの大発明につながりました。

この発明は、
林業復活、資源大国化、地域活性化、雇用創出等
さまざまな問題をも解決できそうですが、
やはり「本物」は、
なかなか利権等で、世の中に広まらないのは世の常です。

伊藤さんの
「命ファースト、地球ファースト、木ファースト」が
まったくぶれなく、
「経済ファースト」をとても嫌う姿勢には、
私も、お会いさせていただいた時に、
とても感嘆しました!

また、伊藤さんは、

私の人生で一番の贅沢は、健康で長生きすることです。
まずはも、身体ストレスのないことが大切だと思います。
それには、三つのない、と、快適な睡眠が最良の薬です。

と話します。

その快適な睡眠を取るための部屋=寝室

人は、寝ている間、1分間に
10回~20回呼吸していると言われています。

仮に15回として、1時間で900回。
6時間睡眠でも、5400回も呼吸をしています。

呼吸により体に入ってくる1日の空気の重量は、
1日に食べる重量の5~6倍、それ以上とのこと。

口に入れる食べ物は、大切ですが、
意外と空気は、もっと重要なのかも知れません。

その間にどういう空気を吸っているのか?が
やはり健康にもかなり影響しているのではと考えます。

今の現代人は、
なんらかの不調を抱えている割合は、
4人に3人とも言われています。

それは、
意外と目に見えない、シックハウスや食品等の残留農薬や電磁波の影響とも
言われています。

全てを避けるのは、かなり難しい問題なので、、
自身の自然治癒力、免疫力を上げない限り、
不調は、続きます。

ですので、「寝室」だけでも、
「杉」のチカラを借りて、
より健康に免疫力を上げて、気持ちよくカラダを
委ねてみませんか?

かなう家では、

愛工房さんの生きている「杉」と自然素材100%の本漆喰

での
仕上げを推奨しています。
漆喰は、
調湿性に優れ、結露やカビ、ダニを防ぐという抗菌性や
脱臭効果、また自浄作用もあります。
この二つで、
呼吸をしていますので、その空間に身を委ねると
とても自分自身の呼吸がしやすいのを体感することができます。

もちろん、
寝室だけでなく、家族が一番多く時間を費やすリビング等も
採用していただきたいですが、
予算の問題ももちろんございます。

当たり前に生きていますと、
まったく感じない「健康」ですが、
病気やケガをすると、
ホントによく分かる、健康のありがたみ。

家族の心身ともの健康の為、
限りある命の為に、
この「愛工房」の杉と本漆喰での
お部屋づくりをお勧めいたします。

インディアンの教えに、
「どんなことも7代先のことまで考えて決めなければならない」
という言葉を愛工房の「杉」と出会って思い出しました。

今だけ、ではなくて、
もっと先の未来の子供たちの為にも
日本にどこでも生えている「杉」をもっと世にいいカタチで広めていき、
殺伐として世の中ではなく、
健康的で精神性豊かな日本人、地球人、を夢見ていきたいなと。

他にも、
健康を害さないための「家づくり」に
取組んでおりますので、
より絶好調になりたい方、
シックハウスや電磁波対策でお悩みの方等、
新築は、もとより
リフォームでも環境を変えることが出来ますので、
ぜひ、ご相談をいただけますと
うれしい限りです♪

最後に、伊藤さんの言葉を、
「私がすごいんじゃない、杉が凄いんだ」

感謝!!

参考)奇跡の杉「金のある木」を作った男 船瀬俊介著
   船井ドットコム「本物に携わる人」たち から
   越木岩大和住宅㈱社長 細川鎮裕さんのお話

おまけ)

伊藤社長は、「高級住宅」は、ホントは、「呼吸住宅」なんだ!!
と話します。

人間に一番大事なもの、
それは、「呼吸」

「呼吸」ができる、できないが、
人間でも、生きているか?死んでいるか?の境界。

戦後の日本社会は、
経済優先、効率優先で動いてきました。

林業も例外ではなく。

木は、切りだした後、
水分を抜くために乾燥させる。

古来よりその方法は、自然乾燥でした。

近年は、効率を優先して、
100℃前後の高温で、短時間で乾燥させる人工乾燥機が
主流となりました、

しかし、
それでは、「木」は、
死んでしまう。

そのことに気づかされた伊藤社長は、
45℃の低温で、
木の酵素を生かしたまま、
要らない水分を放出する乾燥機「愛工房」を開発。

「愛工房」で乾燥させた木材は、
本来の色、艶、香り、防虫能力、精油まどを保ち
生きた、呼吸する木として活用することが
できるようになったのでした♪

家づくりの第一歩は無料相談から!

詳細とご予約

窪田 純一

窪田 純一

かなう家の代表取締役 社長 / 絶好調会の理事長 。2人のメンズの父親。人の成長が大好物。50代に入り「ありがとう」を沢山言われるような生き方を目指している。

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窪田 純一

窪田 純一

かなう家の代表取締役 社長 / 絶好調会の理事長 / 予祝講師。2人のメンズの父親。人の成長が大好物。「ありがとうございます」をクセのように言っているが、50代に入り「ありがとう」を沢山言われるような生き方を目指している。

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