いつもありがとうございます!!
「あなたらしさ」を建物に最大限活かす応援をさせていただく、
太田市のデザイン住宅会社「かなう家」です♪
4月から
価格の表示が、消費税込みの総額表示が
義務化されましたね!!
これで、
支払いに行くと、あれ?
もっと安かったと思ったのに、、(税抜表示を税込と認識していて)
ってのが、なくなりますね(笑)
同時に、ユニクロは値下げらしいですが、
モスバーガーなどは、値上げらしいです。
(かなう家施工例:千代田町)
残念なことに、
住宅業界も値上げの話が上がってきています。
佐野幸男さんの「夢クラブニュース」からです!
長文ですが、お時間あります時にお読みください。
住宅は地場産業と
言われていますが、実は輸入産業です。材料のほとんどを輸入に頼っています。輸
入に頼るという事は、世界の相場と輸送費、為替の影響を受けるという事です。まず
相場ですが、コロナ過でもアメリカの住宅市場は絶好調です。中国は早くもGDPがプ
ラスになっています。あれだけの人口がいて、国が豊かになれば、当然住宅需要が
増えます。その結果、アメリカの木材は、国内消費に回って輸出向けが激減していま
す。その輸出も高く買ってくれる中国に向かいます。欧州材も同様です。その結果、木
材の価格が1.5倍になってきています。さらには、世界の貿易がコロナの影響で循環
しなくなっています。その結果コンテナが偏ってしまい、うまく往復できなくなっていま
す。それで海上運賃は2.5倍です。さらには、今後の景気回復期待から、原油は1バ
レル60ドルです。1年前は25ドルですから2.4倍です。為替も1ドル110円です。
1年前から10%円安です。10%円安という事は海外で物を買う時には、10%多く支払
いが必要という事です。まさにトリプルデメリットです。私の顧問先は、コスト増に備え
て売価の検討に入りました。コスト増を吸収する分は値上げしておかないと大変なこ
とになるからです。
そもそも日本は長く続いたデフレのせいで、世界から取り残されているのが実情です。
30年前にアメリカに住んでいましたが、その時のハンバーガーは99セント、為替が
130円だったので、約130円。日本でも同じぐらいの値段でした。ところが今、アメリカ
でハンバーグを買えば、ビックマックは約650円、シンプルなハンバークで200~300
円です。日本の価格の2倍のイメージです。でも、この30年でアメリカの所得は2倍
以上になっているので、彼らの負担感は一緒です。ところが日本の所得は横ばいな
ので、アメリカやヨーロッパに行くと高く感じるわけです。購買力平価という事で説明さ
れますが、30年前と同じ購買価格を維持しようとすれば、1ドル65円ぐらいの円高に
ならなければいけません。ところが大幅な財政赤字のせいで円安になり、景気が良く
ならないので所得も上がらない、いつの間にか日本は世界の中で貧乏な国になって
しまいました。バブルの頃に1億総中流と言っていた頃が懐かしく思います。今では
1億総下流です。所得を上げていかない限り、輸入に頼る日本は、どんどん貧乏にな
っていきます。その典型が木材です。30年前は、アメリカの木材が安かったので、ど
んどん輸入して、日本の林業は衰退していきました。ところが、今は輸入材の方が高
くなりつつあり、日本の木材も輸出した方が儲かるようになってしまいました。その結
果、日本では木材不足になります。
巷では、
第三次ウッドショックと呼ばれているくらい
前代未聞の木材不足と価格の高騰が業界を激震していると、、、
どうなっていくんですかね~(>_<)
早く落ち着いていただけるのを、
祈ります<(_ _)>
感謝!!
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